エネルギー補給
行ってきました。大好き国立博物館。でも、実はちゃんと回ったことがないので昨日は一日滞在して、めぐりました。まずはお目当ての「最澄と天台の国宝」展。
良かったー、ギリギリの5月1日
うんうん。こうやって仏像は立っているのだなぁ、と感激。
丹田ムーブメントの基本の立ち方、頭頂とあごを結ぶ線が足の指の付け根に落ちている、そしてゆったりとS字を描く上半身。
うんうん、こうやって仏様は微笑むのだなぁ、と感涙。
楽園工房、巫女舞の基本、すり足の表情はアルカイックスマイル。
数々のデザインや工夫を凝らした「法華経」
うんうん、経典というのは、ありがたいものなのだなぁ、と。
キャーー、キャーー!!
大好きな毘沙門天、ブーツが素敵、素敵!
あー、普賢菩薩様、タクシー代わりの白い象がなんてキュート!!
とかなりミーハー的仏像仏画オタクと化し、所要時間2時間ちょっとで、グルグルめぐり、少し休憩。
その後、常設展 考古学コーナーへ。
きゃー、きゃー、いきなり遮光器土器! キャ~~~、埴輪!
そしてそして、東洋館へ
東洋館の横には、なんとエスニックカフェの露天が!!
ああ懐かしのベトナムビール「333(バーバーバー)」、しかし何やら混んでいますなぁ。世間はGWなんだなあーぁ、と横目で見つつ館内へ。
ここには、インド、エジプト、中国、韓国などの展示物があり、再びミーハー的仏像オタク + なんちゃってヒンドゥー教徒と化し、驚喜!
キャー、ガンダーラの仏様、なんて男前なんでしょ~!!
5時からの通常レッスンに間に合うように駆け足で観覧。
天台展の方の、平安・鎌倉の日本の仏像仏画も大好きですが、こちらのエネルギッシュな表現と言ったら!!
私の踊りたい巫女舞も、おそらくこういうことなのだろうな、と思った。
日本の美しさや伝統、形式や美、DNAの記憶、そーいううものを大切にしながら、アジアのエネルギッシュな身体性も取り入れていきたいのだと。
世界がだんだん、近くひとつになっていくように、いろいろな要素が私たちの身体を通してミックスされていき、のびのびと生命力を表現したいのだな、と。
ほーーーー、ため息。
人は、いいものを見なければいけないのだ。
と、「ねばならない女」と化して、ソフトクリームをかじりながら駅へと向かった16時30分。
その日のレッスン、巫女舞がハイパーで素晴らしいものだったことは言うまでもありません。私には感じられなかったのですが、レッスン中、出席者の2人が同時に笛の音を聞いたと言い、一人が青い光を目撃しました。
天台のスピリットさんたち、アジアのスピリットさんたち、ありがとうございました。
それにしても暑い日でした。嬉し楽しかったです。 合掌