札幌 巫女舞 グルメ 温泉 U2 写真日記

11月29日 水曜日

 行ってきました、札幌巫女舞ワークショップ

 羽田から11時フライトのはずが、札幌は雪のため滑走路制限ということで、20分遅れの出発。
 呆然としつつも、乗る飛行機がピカチュウだ!! と、狂気乱舞し写真を撮りまくる。

 機中は何もなく無事到着。つくづく、こんなものが飛ぶのは不思議だと毎回恐怖に怯えるが、今回は飛び立つなり雲の上に大きな富士山を見て「いってらっしゃい」とお見送りしていただけた気分になり、富士山を上から見られる科学力に感謝。
 ずーっと、上から雲を見ていたら、不思議といつもほど恐くなかった。

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 ワークショップは17名参加。大盛況で、ほとんどの方が大満足してくださった様子。

 最初のごあいさつで
「今回は3時間しかありません。本来、一つ一つのアイテムは純然たるエネルギーワークですが、今回はどのようなアイテムがあるかご紹介していきます。
 アイテムのひとつひとつはヨーガや気功のワークのように、ある程度の時間繰り返したり継続しないとエネルギーワークとしての意味を成しません。今日は時間の関係で、ひとつのアイテムに掛ける時間は少なく、沢山紹介したいので、駆け足で行くので、ごめんね。
 とにかく、どのようなものか知る、と言う部分で楽しんでください」
 と解説し、開始しました。

 ら、なんとなんと、皆さん短時間のワークで、一つ一つのアイテムをエネルギーワークとしてこなしていくではありませんか!
 開始から10分後、ひふみの印で、すでに頬は薔薇色に上気し、エネルギーがめぐっているのです。おお、なんとピュアなエネルギーの通りやすい人たち! 驚きました!! 

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 ってことで、突然ですが、なぜか打ち上げ会場に場面が変わります。上はラーメンサラダ。
 なんだって? なんて邪道な~!! とかいってスミマセンでした、すごく美味しかった!

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 見よ!! このカニの押し寿司!! カニ味噌入ってるし!!

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 見よ~~~!! このイクラ巻き。こぼれてるし~! スプーンついてました。

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 このホッケの大きさ!! 後ろに写っている花子ちゃんの手の小さいこと、小さいこと。

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 なんか、書くのだんだん嫌になってきた。…漬けマグロの山掛け、ううううう(ToT)

 ちなみに、私、あまり夜食べないのです。カッコつけて言ってるんじゃなくて、お酒飲みなのでねつまみがチョロチョロッとあれば充分で…挙句に家族みんな肥満遺伝の家系なので、ま、ダンサーだし、節制もしているわけなのですが…

 途中クラクラしました。美味しすぎる。でも、量が多すぎるうぅ!
 踊ったお嬢さんたちは、みんなデザートに餡子の乗った抹茶アイス食べて、そのあとに遅れて出てきてしまった巨大コロッケ食べてました…。

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 夜が明けて… ホテルの窓からの朝日

11月30日 木曜日

 帰りの便を夜にしたので、ちょっと観光。

 北海道神宮にお礼に行って、その後、札幌市内を見渡せる高台に連れて行っていただきました。

 

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 同行、謎の三人組♪ 左から札幌すぴこん事務局長 和田さん、京都すぴこん事務局長 樋口まりさん、男性は謎の陰陽師(嘘)スピリチュアルカウンセラーの吉岡 学さん。

 お世話になりました。
 話題が興味深く、その知識量とディープさたるや凄い人たちなのに、ほとんど馬鹿ばっかり言って笑い転げていました。幸せ、幸せ。愛。ゆるく優しく大きく、ゆっくり。

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 めちゃめちゃ美味しい蕎麦屋「鳥花雪」 絶品、てんぷらは写真を撮る間も無く胃の中へ。

furo

 札幌市内、南区定山峡にある豊平峡温泉に行きました。
 生まれて初めて、雪の振る中で露天風呂に入りました。よかった、よかった。
 ふだん「カラスの行水」で、熱いのは大の苦手。すぐ湯船から上がってしまうのに、露天は温度が丁度よくて40分位入っていました。人生最長記録!!

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 地元の人にしてみたら、なんでもない風景が嬉しくて嬉しくて…。雪、大好き!白いから好き!

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 エエ~ン…悲しいよん、帰る時間だ。
 午後5時の札幌市内。冬の札幌は毎日がディズニーーランドのようだそうです。イルミネーションが本当に綺麗。2月まで、ずっとこうだそうです。

 そして無事、東京に戻ってまいりました。

12月1日 金曜日

 不思議な日。朝、近所の新井天満宮と妻恋神社におまいりに行った帰り、チャリ同士でおばさんにぶつかり引き倒す。ゴメンなさい。一日中モノを落とす。真っ暗な稽古場で電源を探しながら、段差につまずいて転ぶ。レッスン終了直後、知人の交通事故の知らせに慌てふためき携帯を失くす。(知人は無傷でした)。帰宅後、買ってきた夕食のお惣菜、中華サラダを流し台のシンクにぶっちゃける。もちろん全滅(ToT)
 何かの警告だなぁ…落ち着こう、グラウンディングしよう、深呼吸しよう。

12月2日 土曜日

 松涛アクターズスクール オーディション対策講座の中の
【メンタルタフネス -東洋の叡智に導き出されたボディワークを使って-】を担当。
充実したレッスンができた。学ぶこと多し。またやりたい。企画しよう!

12月3日 日曜日

 携帯出てきた~~~!! やっぱり稽古場に忘れていたようです。よかった、よかった。

そして、昨日…
12月4日月曜日

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 ボノ~~~!!
 さいたまスーパーアリーナにてU2コンサート!! 最高~~~!!
 上は登場のシーン。たまらんなぁ、もう!!

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 コンサート途中にスクリーンに大写しになった「共存」の文字。
 私の「あり」は本名は、「共存」の「存」なのです。

 ボノに会えた上、思いもかけないところで自分の名を目の当たりにして、…くくくっ!
 感無量でございました。

 「きょうぞん」 …心に強く刻み込みたいと思います。
                             合掌

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巫女舞WS @ 大阪

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 すっかりバタバタして告知を忘れてしまっていました。
 まだ定員に空きがありますので、関西在住の方はぜひお申し込みくださいませ。

 

巫女舞ワークショップ in 大阪

 ★12月10日(日)、クレオ大阪東、18:00~21:30 参加費 5,000円  

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 ★1月14日(日)、クレオ大阪西、18:00~21:30  参加費 5,000円

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 当日は18時から会場が使用できるようですので、お着替えなどを済ませて、
 20分には開始したいと思います。

 持ち物は
   動きやすい服装
   厚手の靴下(5本指がベスト)あるいは足袋
   ヨガマットかそれに類するバスタオルあるいは敷物
      (座っての瞑想や印、シェアの時間が長いので)

 ★注意事項 は…ありませんが、着替えないで参加する方がたまにいらっしゃるのでが、
 一応ボディワークなので着替えは必須です。(*^_^*)

 お申し込み、お問い合わせは アトリエ パラディ 090-2941-0074
 mail@ari-paradis.com

    よろしくお願い申し上げます。          合掌



 

鞍馬 大阪巫女舞 モデム壊れた! 写真日記

12月10日 日曜日

 大阪巫女舞ワークショップのため、まず京都入り。

 市内にある妹の家に荷物を置いて鞍馬に行こうと考えていたのだが、朝早くて寝不足な上、少々身体も痛く、やめようかなぁ…と京都駅構内を歩いていたら、目に入ってきた看板……
 「和食(だったかな?) くらま」
 はいはい、分かりましたよ。お伺いいたします…うぅ!

 ということでやってきました鞍馬寺

 3歳にして自力で登ったという家庭内伝説から計算すると40年ぶり…キャャャァァ~~~!! 
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 気になる木立さんにお話したら「高尾山にも、よく行ってるんだってね~」って聞こえた。
 空耳でしょう、きっと。

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 京都的写真を撮ってみたくて撮りました。紅葉も終わりごろ。

 結局、時間の都合で本殿金堂までしか上がれず、奥の院は次の機会に。
 身体の中で、高尾山と富士山とつながり、いいエネルギー補給になりました。

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 いい気(木)です!由岐神社のなかにあります。

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 京福電鉄 比叡山線 鞍馬駅にて旧型車両のレプリカ。
 何を隠そう大学卒業まで、これに乗って通学していました。ああ懐かしい。

 

 そして、午後からは大阪へ

 巫女舞ワークショップの前に、秀吉様にごあいさつなさいという乳母からのアドバイスで、
豊国神社へ。

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 いいお天気の中、結婚式など執り行われていて、のどかでした。
 大阪城界隈は初めて行きました。よい空気。

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 巫女舞ワークショップ会場、クレオ東の周りの風景。大都会。ライトアップが美しい。

 毎度の事ながらワークショップについては書けません。
 エネルギーワークだから。文章では再現できない。いろいろ。

 ただね。いいですね~、大阪ワークショップ! メンバーの楽しいこと楽しいこと。
 私が関西人だからなのか、ほしいツッコミが入ってくる、ボケて欲しい時にボケまくる。
 あ、いやいや、神妙に巫女舞でした。

 ミクシィ日記読める方は、ちみ姉さん(大阪仕掛け人)の日記をご覧下さい。
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=290192621&owner_id=4114513

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 そして、妹宅に帰宅すると幻の「赤霧島」が!!
  DS「どうぶつの森」も貸してもらい、楽しい飲んだくれな夜が更けていくのでありました。
 手料理が美味しくて、むむむ、こいつも酒飲みだ「つまみが美味い」とつぶやく姉でありました。

12月12日 火曜日

 帰宅したもののバタバタ、なぜかその多忙の中で明治神宮へ

12月13日 水曜日

 mixiの中に「巫女舞コミュニティ」を設立! 
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=1645082
 その直後に家のブレーカーが落ち、モデムが認識不可能に。

12月14日 本日

 朝からバタバタのかいあって、NTTさんにモデムを取り替えていただいたら、すんなり修復。パソコンの設定いじくってしまったので、つながらなかったらどうしよう…と思ったものの、なんてことはなくあっという間に繋がったので、これがアップできました。

 ありがとうございます。                       合掌 

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 冬眠中モデムと、NTTさんが来る!と言われたおかげで綺麗になったパソコン周り♪
 この後、新しいモデムさんがやってきました。

 

ストロベリーフィールズ

sf

 さて、突然ですが2007 1月6日(日曜日に)に
 阿佐ヶ谷、ストロベリーフィールズがクローズいたします。

sf

 今年6月に10周年を向かえ11年に満たない、長いような短い期間でしたが、
 皆様本当にありがとうございました。

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  閉店を決意した日の藤村忠生のブログより転載させていただきます。

sf

何が憂鬱なのか 憂鬱とは何なのか より転載

2006年10月17日火曜日  天気 晴

感謝   

 1996年6月15日にストロベリーフィールズはオープンした。
 今年2006年の6月15日で丸10年になった。
 まったく有難いことでした。
 こんなボクの店がここまで続くとは、変な話、思いもしなかった。


 そして、

 突然ではありますが、

 ま、ボクの中では全然、突然でもないのですが、

 年内いっぱいで店を閉めることにしました。

 ホントに、知人友人、そしてお客様には感謝の気持ちで一杯です。


 今まで、ストロベリーフィールズを愛してくれてアリガトウ。

 残り2ヵ月半、弾けて行きましょうか。



 10年半のロングランも終焉を向かえ大団円がやってくる・・・ぜい。



 さて・・・・・・来年から何をしようか。

 
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 このブログから告知するのが大変遅れてしまって、申し訳ありません。
 1月6日までですが、お時間のある方はお誘い合わせの上、是非ご来店下さいませ。
 
 12月31日は例年通り年越しカウントダウンを行います。
 
 
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sf
 
 写真は10周年の時にいただいた お花たちと6月18日に店のベランダから見た揚羽蝶。
 
 蝶はメディスンカードによると「変容」を表します。
 激動の2006年。
 2007年も新たな変容の時となるのでしょう。
                                  合掌
 
sf

スペースクリアリング

 先日mixiのお友達、式部さんのブックプレビューからまねっこして2冊の本を購入。

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門
 これはすごい!の一言
 ここのところ「おかたづけ」というキーワードに常にひっかかりつつ「プチ片付けられない女」を脱却できずにいた。先日モデムがぶっ壊れて、電話して3時間後にNTTが来るという地獄のような状況の中、強制大掃除状態に突入し、
「ああ、いつでも人を招くことができる家にしよう」と決心。

 そういえば、12月のはじめの大阪ワークショップの時に、京都の妹の家に泊めてと御願いをしたら、「どうして、もう少し早めに言ってくれないの?」と怒られたっけ…
 人んちも、そうなんだなぁ…、って!! 安心してどうする! それは遺伝という恐ろしい空気伝染病かもしれないではないか。

 ということで、この本ですが、いい本です。
 なぜ、スペースをクリーンに保たなければいけないか、ガラクタがたまりすぎるとどういう状態になるか、ズバズハと!スピリチュアルに!明確に!、人の言いたくないこと聞きたくないことを直撃してきます。

 やる気にさせる一冊です。
 ちなみに、これを一晩で読み終わって、次の日から3日間で下の「神の微笑」を読了し、昨日から掃除に取り掛かっています。多分、年末まで掃除は続き、綺麗な部屋で新年を迎えることでしょう。
ヾ(≧▽≦)ノ

神の微笑

 これもいい本です。作者の非常に若い頃の体験を90歳になって、なおも情熱的に理知的に語っていらっしゃいます。

 私は「神と繋がること」は「スピリットとつながり、自分自身とつながること、そして大いなる源を常に忘れずに普通の生活を続けること」と解釈しているので特定の宗教は信仰していません。
 作者も無宗教をつらぬき、それでいて語る親神さまというのが、まさに宇宙の源で、それについて語りながら、浮き足だたず、科学や現代も見据えてグラウンディングしている作品です。
 1900年代の時代背景もまた興味深いです。

 さっき2冊と書いたけれど、アマゾンさん、1500円以上で送料が無料です。って事で、もう一冊。人はこうやって消費社会の罠にはまり、まんまと乗せられていくのですね。
国家の品格
 ベストセラー本はあまり読まないのですが、「バカの壁」とこれは題名のインパクトで興味シンシン。ちなみに、まだ読んでおりませんので感想文は後日。

 

 今日の東京は冷たい雨が降り続いています。

 本当に寒い日は村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に出てくる、世界の終わりの冬の描写、原風景のように金色の毛皮を持つ一角獣たちが痩せ衰えていく、それはそれは寒い、雪深い平原を思い出します。

 12月24日、毎年クリスチャンではないので関係ないとばかりに平常業務でレッスンなんかしたりして、それなりにメンバーも集まるので、
「皆さん、デートは無いのですか? 暇なのですか?」などとセクハラ的発言をして、みんなでご機嫌に笑っているのですが、今年は永福町の「本應寺」さんで、「クリスマスの祈り」という集いに参加し、舞わせていただきました。
 いつもは神事の師匠、花柳鶴寿賀師が舞を奉納されるのですが、今年は少しお具合が悪く、ピンチヒッターで初参加させいただきました。

 本應寺さんは、上人様が「スーパー浄土宗」と自称する、宗派を超えた駆け込み寺兼ヒーリングスポットで、いろいろな催しを行われています。
 この日は上人様が「福音書」を読まれ、イエス様の誕生を寿ぎ、まさに神はひとつなのだなぁと実感させられる集いでした。

 上のほうにも書きましたが私は無宗教で、 神は好きですが偶像崇拝は自分の物欲を刺激すると解釈しているので、否定する姿勢でいるのですが、実は仏像が大好きで… (1997に発表会で「シャンバラ」という作品で、アートとしての究極の美、仏像が千年の眠りから覚めて動き出す…という踊りを作りました) やっぱり仏像様…いいですよね~。
 弥勒菩薩様と阿弥陀如来様、お釈迦様の三仏の前で、舞わせていただきましたら、物魂(物の持つエネルギー、まさにスペースクリアニングの本に書かれていたこと!)とでも言うのでしょうか、仏師の魂や、上人様や信者の方々の愛情なのでしょうか、異次元へのゲート、魂の扉として愛と光で満ち溢れているのです。

 そのような場所でクリスマスの夜に舞わせていただけたことはありがたいの一言です。
暖かい夜でした。舞いのテーマは「今年一年の感謝総まとめ」

 ありがとうございます。
 すべてのもの、こと、人に感謝しています。       合掌

 

 追記 それはそれは素敵な本應寺さんのパーティーメニュー
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忘年会

 12月26日 火曜日

 アトリエ パラディ、もといキャラバン パラディの忘年会。

 いろいろあった一年でした。
 1月から毎月、巫女舞のご奉納があり、5月末には東中野スタジオを閉鎖。

 なのに6月強行突破で沖縄ご神事旅行、7月から8月は奈良、岡山、広島と舞と放浪。9月には踊る神々の集い。11月から、札幌。12月から大阪。

 レッスンの場所は日々変わり、冗談で名づけた「キャラバン パラディ」
 参加メンバーの皆さんは、日々変わるスケジュールと旅好きになった放浪講師に随分迷惑だったと思います。なのに、一緒にキャラバンしてくれて本当にありがとう。

 人生は毎日、毎年素敵だけれど、今年を私は忘れません。
 本当にありがとうございました。

 写真は、おばかなカラオケ二次会。
 来ていたのに写っていない人、一次会だけ参加だった人ゴメンなさい。
 写真を撮ろう! と気付いたのはパーティー開始から4時間後だったのです。

 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                       愛しています  合掌

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神の国

 12月28日 木曜日

 仕事納めの日の荻窪の空。

 年末年始の東京、人が少なくなり毎年のように雲ひとつない青い空が広がるのを見ると、つくづくこの国は、神の国なんだなぁ、と思う。

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 それは神道がどうの、とか、宗教がどうのと言うことではなく、自然が豊かでその自然の中に神を見出してきた心優しき人々の国、という意味で。
 自然の中に神を見出すということは、突き詰めればこの身体や命も神に繋がっているということを発見するわけで、太古の昔、人は神であったのでしょう。
 今とはちょっと違うシステムを持って自然と共存していたと考えると、神話はその頃の記憶を元に、人となってしまった神が「物語」として綴った…と考えると飛躍しすぎでしょうか。

 先日「国家の品格」という本を読み、共感した部分と、ん?ん?と感じた部分とあり、人の書いた本なのだから当然なのですが、筆者が論理的に語る割には思い込み激しく論理矛盾を感じる部分も多かったです。

 共感した部分の受け売りですが、民族的な主観というのは、絶対的で、例外はあるでしょうが、日本人の美的感覚と五感の繊細さは、かなりずば抜けていると思う。
 そして、その繊細さが自然への畏怖、畏敬を生み、神を見出したことから美しい芸術や心の優しさが生まれる。

 そんな自分の生まれた国への愛を著者は「祖国愛」と表現しています。
 「愛国心」という言葉は、かつて、その言葉に縛られ括られ、戦地へ赴いた多くの人のことを思い、あるいは全体主義の機動力として使われていることから「祖国愛」と言い換え、「愛国心」は他国を押しのけてでも、自分の国第一に考える意味、「祖国愛」は生まれた国の文化や自然、風習を愛すること、と定義しています。

 20代の前半、2年ほどパリで暮らし、日本について何も知らないことを恥じ、同世代のフランス人が自分の国を愛していることに強く影響され、帰国してから「日本は、日本は」と話していたら、友人達に「いつから右翼になったの?」と聞かれ、やるせない思いをしました。

 今は「私は日本人、日本が大好きで何が悪い?」と思います。
 でもね、外国で暮らしたり、外国の人と話をしていると日本にも悪い部分はいっぱいある、と見えてくるのも確かです。それも自覚した上で自分の国についてもっと知りたいと思います。

 そして今は忘れてしまった人も多いかもしれないけれど、戦争に負けたこと、負けてアメリカの属国となった期間があり、消されてしまった文化や大切なものが多々あること、そんなことを若い人たちに伝えていけたらいいと思います。

                         暮れも押し迫った29日の夜に   合掌

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大晦日

 

 大晦日です。
 久々に自宅の窓からお天気カメラ いい天気!!

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 今年は皆様、本当にいろいろありがとうございました。
 大激変の2006年。新しい出会いも沢山あり、素晴らしい出来事が次々に起こりました。悲しいことも沢山あったけれど、泣いたり笑ったり元気に乗り越えることができました。すべての人、もの、ことに心から感謝しています。

 悲しいことのひとつに12月に京都府網野の祖母が亡くなりました。天使のような人で98歳の大往生でした。なので喪中につき新年のご挨拶は控えさせていただきます。
 どうぞみなさま、愛と光に満ちた明るい新年をお迎え下さい。
 皆様の健康と幸せを心からお祈り申し上げます。


 今年の大晦日はちょっと風邪気味ですが、爽快で穏やかです。
 年々、肩に背負う荷物が軽くなっているのでしょうか、あるいは肩に背負う責任感や罪悪感はすべて自分が作り上げるものだと、少しだけわかってきたのかもしれません。

 中学生の頃、若さ特有の欺瞞や傲慢の中、人とつながれない悲しさにべそをかき、それでも
「この青い空がある限り私は不幸になんななれない~!!」と絶叫していたことを思い出します。
 あの頃も今も、やっぱり地球は私のために回っていて…なかなか、成長していません。
 でも、スピードを調整できるようになりました。ありがたいことです。

 本当に感謝しています。             合掌