1998.7.20 「シャンバラ」 

※ホームページリニューアルにつき記録ページとして移設。


タイトル 
アトリエ パラディ 第二回発表会 高円寺 明石スタジオにて

1998年7月20日 月曜日(海の日)
  15:30開場/16:00開演
  19:00開場/19:30開演

作・演出・振付/阿 利
舞台監督/堀井 俊和
照明/岩村 原太
音響/川瀬 仁
美術・衣装/新冨 存



撮影/涌井陽一

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 仏像をテーマにしたのは、美と生命の神秘を探求する天界舞踏に、究極の美術品、芸術としての仏教文化がマッチすると考えたからです。決して特定の宗教を支持するための作品ではありません。
 しかし、個人的には生活哲学としての仏陀の教えにかなり傾倒していることも事実です。そして、踊りの起源について考えたとき、その呪術性や祭祀としての踊りと信仰は、切っても切れない関係があります。
 この作品は仏教を賛美するためのものではなく、何かを信仰する人間の姿や、偶像崇拝でない信仰の対象となる自然や森羅万象のすばらしさ、感謝の気持ちを表現したいと考えました。
 世の人々の宗教に関する考え方は、それこそ戦争すら引き起こすほど千差万別で各々に主張があります。一神教を信仰している方にとっては戯れ事のように思われるかもしれませんが、四季の自然の豊かな日本に育ち、「無宗教」という仮面の下で幸いにも特定の宗教にスポイルされなかった自身の思い、信仰に対する考えは断言できます。
すべてのもののなかに神は存在すると。
道端の草にも、日々食べる食物の中にも、私の中にも、そしてすべての人々の中に。
(公演パンフレットより抜粋)

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